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パイミオサナトリウムを見学してきました

トゥルク郊外のパイミオにあるアルヴァ・アアルト建築の「パイミオサナトリウム」へ。
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1933年当時流行していた結核患者たちのための療養所。(現在は、脳梗塞などでリハビリが必要な患者のための病院となっています)
アアルトが患者のことを第一に考えて設計し、インテリアの随所までアアルトデザインが散りばめられています。
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エントランスの受付。
アアルトらしい曲線はここでも。
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結核患者にとっては埃は天敵。照明にも埃がたまらず掃除がしやすい工夫。

南向きの大きな窓がある食堂。
窓の下のプランタースペースにはガラスの扉付き。
見ていて気持ちが明るくなる花は患者にとっては必須。でも花粉は結核患者にとって悪影響だということで、
ガラスの扉で仕切られたとか。
DSC04859.jpg

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このアアルトデザインの椅子は当時は黒だったらしい。
いつの日か誰かが塗り替えたようです。当時のアアルトが設計したままで残っているものもあれば、
月日が経ちその時々で使い勝手のいいように加工されているものも。

コミュニティースペース。
どこにいっても大きな窓から森の中にいるような気持ちいい景色が見れます。
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まさにこのサナトリウムのためにつくられたアアルトデザインの「パイミオチェア」
結核患者が呼吸が楽になるように考えられた絶妙な角度。
座ると程よくしなり、見た目以上に快適なチェアです。
この部屋にもたくさんあったらしいのですが、今では1台展示用に置かれているだけです。残念〜!

図書館。
DSC04873.jpg

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下には先程の食堂が。
食堂の大きな窓のおかげで、図書室もとっても明るい。

反対側の窓から見えた煙突。
DSC04875_20120829113828.jpg
白いのは水のタンク。煙突の熱で水を温めるシステムらしい。

DSC04878.jpg
階段の踊り場には大きな窓と外の景色を楽しめるようにベッドが。
ここで順番にベットに寝そべって、外の景色を楽しみます。

DSC04885.jpg
外気浴のためのバルコニー
ほんとに森の中。

DSC04892.jpg
こんな昔のままのエレベーターに乗せられて向かった先は、
見学者の為に当時のデザインのままを残した病室。

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取っ手までアアルトの工夫が。
袖が引っかかりにくいようにデザインされています。

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(このカーテンは後付けですよ〜)

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作り付けのクローゼット。
床から離して取り付けられているのは掃除がしやすいように。
まあるい優しい形が患者さんの気持ちを和らげそう。

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この洗面台もアアルトデザイン。水が跳ね返らないように設計されたとか。
ほんとに細部までアアルトが関わっていたんだと思わされます。

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横に細長い建物がエントランスを中心にハの字に。
全ての部屋に太陽の温かい光が届くように、とのアアルトの思いが。
患者にとってももちろん、そこで働く人たちにとっても使い勝手のいいように設計されていました。

ここに来てみて、アアルトのデザインが永く愛される理由が少し分かった気がします。

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artekのショップにもパイミオチェアはこんな風に壁に飾られていましたよ。

トゥルクの街はヘルシンキから約2時間。(もうちょっと早い電車もあるらしいですが)
朝にトゥルクに着いて、満喫して、電車でヘルシンキに向かいます。
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一日中歩き回っていたので、電車の中ではみんな夢の中でした〜

DSC04992.jpg
ヘルシンキに着いたのは21時。
まだまだ明るいでしょ?21時でも明るいって日本では経験した事ないので、ほんと不思議でした!

  1. 2012/08/29(水) 13:21:55|
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